『七草粥はスペインが発祥だって知ってる?』
知らなかったでしょ?
発祥はスペイン北部、ナバラ地方です。
良質なワインの産地でもあるその地では、
新年を祝うパーティーが盛大に行われ、
その宴は1週間続くのが普通だそうです。
大食家の多いスペイン人も、
さすがに7日目には胃腸の調子も落ちてきて、
あっさりした物を食べようかと、、、
米を炊き、新春のハーブ類を入れて食べたそうです。
スペイン語では、
Arros con siete hierbas de primavera
(直訳すれば、春の7種のハーブ入りの米)
その習慣が日本に伝わったのは、1549年、
キリスト教の普及のために日本に来た、
ナバラ地方出身の、
フランシスコ・ザビエルによるそうです。
意外ですよね?
知らなかったですよね!?
私も、子供の頃から、
よく食べてました。
私の場合、母がスペイン人、父がイタリア人ですから、
7日になると、当たり前のように、、、。
私も、この、両親から引き継いだ味を
皆様にご提供したく、
オレモでご用意しました。
ハモンイベリコの出汁スープで米を炊き、
生ハムのスライスを浮かべたら、
その上にどっさり七草を乗せる、、、
スープのコクと、シャキシャキの七草、
これぞ新春の味、
大地の旨みの凝縮!
私にとっては思い出の、
おふくろの味でもあります。
お客様より、お写真拝借。こんなかんじです、、、。
是非、ご賞味ください。